2007年9月2日日曜日

ピエール&ジル



 今日の午後はチュルリー庭園の中のジュー・ド・ポーム美術館で、ピエール&ジルの1976-2007回顧展『Double Je』を見に行きました。娘とそのポルトガル人の友だちカリナと3人でした。ピエール&ジルの作品はキッチュ&ゴシックな実写写真+イコン画的きらびやかな背景のものが多いのですが、ホモセクシュアリティーのアイデンティティーがはっきりしているので、13歳の少女二人には男性器がモロに出ている画像はどうしたものかなああ....とハラハラしていたのですが、結構楽しんでいたようなので、ちょっと安心。
でも、アートって何なんでしょうねえ。こういう立派な美術館に入ってしまうと、やっぱりかしこまって見てしまいますけど、これが日本のデパートの展示会場だったら、違う目で見ているでしょうね。ピエール&ジルはレコード・ジャケット(エチエンヌ・ダオ、ミカド、リオ...)で私は見慣れているわけですが、アートとしてどうか、という点では、今日みたいに美術館に行かなければありがたみはわからなかったかもしれないですね。これは実寸で見ようが縮小のカタログで見ようが、インターネットで公開されているような図で見ようが、あまり変わらないようですね。そういう意味でアンディー・ウォーホル的なコピー可能なポップアートなんでしょうけど。
 ちょっと使い捨てでかまわないようなアートのように見てしまいました。

2 件のコメント:

かっち。 さんのコメント...

このあいだのロックフェスの写真のときも思いましたが、爺も娘さんたちも表情がとっても良いです。特に爺様は若返ってませんか? 爺はやめて名前を「おぢさん」にしても良いくらい。

Pere Castor さんのコメント...

かっち。さん,コメントありがとうございます。
ピエール&ジルのエキスポのタイトルは,ザジー作クリストフ・ウィレムのこの春の大ヒット曲と同じ『Double Je』です。これは"double jeu"(両天秤)の掛け言葉なんでしょうけど,ピエール&ジルは二人で一人みたいな"double je"で,クリストフ・ウィレムは一人で二人みたいな"double je"ですよね。 どっちの用法でも使えるから "double jeu"なんでしょうね。