2010年11月29日月曜日

今朝の爺の窓 2010年11月29日



 平年気温より7度低い数日間で、朝は零下,昼の最高気温でも2度〜4度というのが先週から続いていて,それが今週一杯続くという予報です。私は雪国育ちの分際で寒さにからきし弱く(実は暑さにはもっと弱い)、こういう天気の時は、ヴィヴァルディ『四季』の「冬」を聞きながらこたつで丸くなる、というのが常です。最近,日本茶の茶請けに「ダット」(干しナツメ。北アフリカ系のエピシエで良く売っている)がよく合うというのを発見して、渋茶とダットが午後4時頃の習慣になりました。
 昨日の日曜日は午後いっぱいかけて,ゼラニウムやあじさいやラベンダーなどのベランダの鉢植えに越冬用の覆いをかけてやりました。この覆いをかけてやっても、ゼラニウムは翌春まで延命したためしがないのですが、3季節がんばって咲いててくれたんだから、愛情だけはかけてあげませんと。
 マルセル・カンピオンがラジオのコマーシャル・スポットで、今年も大観覧車,クリスマス市,氷の彫像館「アイスマジック」があるから,シャンゼリゼにおいで、と宣伝しています。シャンゼリゼは電飾ライトアップがかねてから世界的に有名ですけど、このカンピオンの「クリスマス村 Village de Noel」企画が始まって以来,わしら西洋かぶれだった東北田舎のガキどもが夢見た,まさにそのままの「ウィンターワンダーランド」が現出してしまったのです。
 そう言えば,わが家の向かいのドメーヌ・ド・サン・クルーの(冬に何度か雪化粧する)白い森も、ガキの私が夢見ていた「ウィンターワンダーランド」に似ているでしょうね。たぶん雪の精が棲んでたりするんですよね。

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