2007年7月14日土曜日

多分この夏はこればかり聞くだろうなあ


 曇り空のキャトルズ・ジュイエです。奥様はテレビでシャンゼリゼの軍隊パレードを見ています。サルコジが凱旋門からコンコルド広場に「お立ち台カー」に乗って移動する途中で、お立ち台カーを止めてそこから降りて、沿道の「ファンたち」に握手して回る、という前代未聞のことをやったのですが、まあ、今だったらやりたい放題の勢いがありますから...。
 モスキートスはブラジル娘(ジュジュという名前)と紐育男二人のトリオですが、米国では既に3枚のアルバムが出ているそうです。フランスでは「アンチクラフト」というインディー互助会みたいな小さな配給会社が、2003年(1st)と2004年(2nd)のアルバムを最近フランスで出してくれました。基本的にボサノヴァですけど、とても涼しげなサウンドがカフェ&バー向きという感じです。2004年の『サンシャイン・バラト』は私の車のCDプレイヤーに既に4日間乗りっぱなしです。頭が疲れているせいでしょうか。このCDはマインド・ヴァケーション効果があります。北回りペリフェリック(パリの城壁跡の環状道路)を走りながら、このCD聞いてると、周りに南仏の糸杉がにょきにょきと生えてきて、ゴッホの絵よろしく空気がぐるぐる渦を巻いている気がしてきます。今夏はお金が全くないので、このCDで十分です。

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