2008年6月11日水曜日

FHL氏に日本語を注意される



 今日と明日,ベルシーにマニュ・チャオが登場です。3時間半ノンストップだそうです。私は某筋からの招待券を待つ,という愚行をしてしまい,結局チケットを手に入れることができませんでした。悔やまれます。チケットだって,29ユーロ(4800円)というこのクラスでは破格の安さで,一体私は何をケチっていたのでしょうか。まず,水曜,木曜,というのがネックでしたね。3時間半オールスタンディングでぐじゃぐじゃになるには,水・木は中高年勤労者にはつらい曜日でした。タカコバー・ママは「座って見れないコンサートはもういや」と婆臭いことを言うのでした。実は私もそういう傾向がありまして...。結局ぐだらぐだらしてる間に,チケットはソールドアウト。某筋マルク・Zはインヴィテーションなんかどうにでもなると言いながら...。

 「ラティーナ」7月号用にフランソワ・アジ=ラザロ(Francois Hadji-Lazaro 略称 FHL)のことを書いたのですが,5月22日フランソワの再結成ピガールのコンサート(バタクラン)はすごく良くて,歳の取り方が下手な連中ばかりが集まって,ビール飲んではしゃぎ回ることがこんなに楽しいことなのか,といううれしい驚きでした。フランソワにはインタヴューを申し込んだのに,どうしてもタイミングが合わず,結局電話で少し話した程度で原稿は書き上げたのでした。マニュ・チャオとの確執というのは興味あったのですが,周り(メディアよりも両者のファン同士)が大げさに言うような「仇敵関係」ではないと思います。フランソワはロス・カラヨス(マニュ,パラベリュムのシュルツ,ヴァンパスのアランらとフランソワがやっていたバンド)が当時最高のバンドだったという自負があるんですね。マニュ・チャオは世界最高のバンドはマノ・ネグラと思っているフシがあります。まあ,いいんじゃないですか。ロス・カラヨスは良いバンドです。再結成は絶対にしないでしょうが。
 編集の人から校正用のゲラがPDFで送られてきて,読んでも何もわからないであろうフランソワにも一応コピーを送ってみました。そうしたらFHL氏はすぐにメール返信をしてきて,XX頁のY段のZZ行に日本語の綴り間違いがある,と指摘してきたのでした! そう言えばその前にジャーマネの人から「フランソワは日本語がわかるからめったなことは書けないぞ」と脅されていたのでした。
 恐るべし怪僧海坊主。

 

2 件のコメント:

さなえもん さんのコメント...

ええええええっ!!!!!
そういえば、フランソワって元小学校教師
だったってご存知?
奇しくも、今朝、彼からメッセージをもらいました。
たった一行だったけど
Ca c'est tres bien passe, merci.
よーくわかったよ。良かった良かった。
あ、このBlogも読んでたりしてね(汗)。

Pere Castor さんのコメント...

教師だったフランソワが、ある朝「登校拒否」して、地下鉄の構内で演奏を始めた...という転機については爺の記事にも書いています。

あのですね、こういうことは真に受ける人たちがいるので、説明が必要かしら。
FHLに日本語ゲラを送ったら、彼はすぐに返信メールで

Merci
Mais j'ai repéré quelques fautes d'ortographes (cahptre 4, ligne 5)

と答えたのです。「ありがとよ、でも俺はいつくか綴り違いを見つけたぞ」と書いてあるわけですが、これはFHL一流のジョークで、自分の返信メールにも綴り間違いを入れているのね。ortographes (正 orthographes)、
cahptre (正 chapitre)。綴り間違いを見つけたぞ、と書いた文の中に綴り間違いがあるわけですね。つまり、彼自身がこういう文章で私をからかって遊んでいるだけなのね。