2009年10月6日火曜日

In Jane B. we trust... bis



 10月6日(火)夜10時から12時まで,ジェーン・Bの呼びかけでパリ市役所前でアウン・サン・スー・チー解放要求集会が開かれます。とは言っても演説やら音楽アーチストのライヴがあるわけではなく,"Veillée Silencieuse en soutien au prix Nobel de la paix Aung San Suu Kyi"(ノーベル平和賞受賞者アウン・サン・スー・チーを支援する静粛な宵)と題されていて,「参加者はローソク持参のこと」と協力をお願いされています。
 7月にスー・チー即時解放要求の声明に賛同署名した多くのアーチストたちが,この宵に参加することを表明しています:カトリーヌ・ドヌーヴ,シャーロット・ランプリング,ミッシェル・ピコリ,マリオン・コティヤール,アニエス・ジャウイ,アリエル・ドンバル,アルチュール・H,ジャック・イジュラン,ヴァンサン・ドレルム,ザジー,ベルナール・ラヴィリエ...。
 今朝国営ラジオのフランス・アンテール,パスカル・クラークの番組に出演したジェーン・Bは,全世界で同じような,静粛ながら強い抗議のローソクの炎が灯りますように,と語っていて,先月日本に行った時日本の国会議員たちの前で私はスー・チーさん支援を訴えたが,たいへんポジティヴな印象だった,とも言いました。日本の国会議員たちの「うなづき」は一体何を意味するのでしょうか。責任持ったうなづきをしていただきたいものです。
 番組主パスカル・クラークは突っ込んで「7月の解放要求署名者の中にカルラ・ブルーニがいたでしょう。カルラ・ブルーニは今晩来ないんですか?」と聞きました。ジェーン・Bは失礼のないように「私は彼女のスケジュールを知らないので...」と逃げました。カルラ・ブルーニ・サルコジは昨日10月5日に公式(つまり公人として,大統領夫人としての)ウェブサイト,www.carlabrunisarkozy.org をオープンしましたが,さまざまなバグが発生していて,それを直すのに手がかかりっきりなのかもしれまっせん。


PS 1 10月7日
昨夜の写真が Elle.fr で公開されてました。
マリオン・コティヤール + ジェーン・B +カトリーヌ・ドヌーヴ

2 件のコメント:

かっち。 さんのコメント...
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かっち。 さんのコメント...

もう10数年前になりますが、ビルマを追われたビルマ人フランス語教師と知り合いました。彼の国はあくまでもビルマであってミャンマーではない、軍事政権は許せないというお話しを伺いました。それ以来僕はなにもできずにいます。なるたけミャンマーであると考えることにしています。

日本では、今朝のその時間は朝でした。ローソクをともすわけにもいかず、目覚めたときと、職場についての始業前に、パリで集まっている人たちとビルマのことを考えました。

少しは日本でも動きはあるようで、twitterでひろったメッセージです。「10/6のパリ22時のジェーン・バーキン座り込みに連帯して、アムスの駅前のアウン・サン・スーチーさん解放のグラフィティを、10/6まで待ち受け画面にする運動! 数日で爆発的に増えてくれればなあ。 http://yfrog.com/0os9bvj」