わが窓の下を流れるセーヌの対岸、パルク・ド・サン・クルーの最も川側にあったマロニエの大木の並木が全部伐採されてしまいました。ずいぶん景色が変わりました。とは言っても,この写真ではわからないかしら? 8月の末に3日間開かれるRock En Seineも、この並木がなくなったおかげで視界がかなり開けたので、塀越しに見る「ただ見客」が多数押し掛けて来ることでしょう。私たち家族は28日と30日の2日間行くことにしています。
そのパルク・ド・サン・クルーで、しかもわが窓の真正面にあるカスカード(滝泉水モニュメント)を使って、9月12日に「ヨーロッパ最大の花火イヴェント」が開かれるのだそうです。名付けて Le Grand Feu de Saint Cloud 。地上12メートルの空中ステージのピアノショー(水とライトショーと小音量花火つき)が前座で、そのあと22時から23時20分まで、1時間20分の大花火ショー。 こんな規模のものですから、入場料取るんですね。シャンパーニュつきのVIP席が56ユーロ(7500円?)、椅子席が39ユーロ(5300円?)、立ち見が大人で25ユーロ(3300円?)、子供で12ユーロ(1600円?)。観客の見込み数は20000人だそうです。私らの感覚では、花火ってただで見るものだと思いますがね。オフィシャルサイトで見たら、VIP席は「完売」となってましたね。わが家のバルコンを使って、超VIP席でヤミ商売しようかしら。
この辺で並木をばしばし伐る時は、「木の病気」という理由書きがつきます。わが家側の河岸のポプラ並木もばっさり伐られてしまい、代わりに病気になりにくい種類の木に植え替えられたのですが、昔から並木の代名詞のようだったマロニエやプラタナスやポプラは、環境汚染に弱くて病気になりやすいそうです。 木が敏感なように、人間も敏感で、私の娘は数年前からプラタナス花粉アレルギー症になっていて、7階のわが窓に届きそうなプラタナスの大木並木が春には呪わしく思われたりします。 わが窓はパリ側ではないので、エッフェル塔花火などは見えないのですが、ラ・デファンス方面の花火はきれいに見えます。パルク・ド・サン・クルーにやってくる移動遊園地Fete de Saint Cloudがある時は、その開園日に花火大会があって、わが家は特等席でした。今年はその数十倍の規模のものがやってきてくれるらしい(火薬総量3トンと書いてある)。 ガバチョさんだけじゃなくて、来れる人たちはみんな来てね。シャンパーニュとタカコバー・ママの手料理でおもてなしします。
5 件のコメント:
9月12日ですか。その頃パリに戻れる(通過する)かもしれないから、酒のみながらぐでんぐでんに花火見ましょうか。
しかしカストル爺さんいい生活している。娘さんと映画に行き、コンサートを見、おもしろい本を読み、好きな音楽を聴き、うまいものを食べ、飲み、花火を見て、、、
木を伐るのはいかんですなあ。
思い立って9月12日にパリに行ける、そんな人になりたいとしみじみ。
僕は来週熱海に行くんですが、有料観覧スペースは一人1000円です。海岸の喫茶店のテラス席は3000円。神宮の花火大会も球場で座ってみると席料がかかるし、あるていど大規模な花火大会が有料席を用意するのは普通みたいです。
花火は星空の様に平等を象徴するものだと思っていたのですが…。熱海の花火観覧券は買ってしまいそう…。
ついでに「ざるそば」。図書館で借りて読んだ本なので確認してきました。ところが人気みたいで区立図書館の本は出払っていました。どうしようか?と思ったけれども、なんのことはない。本屋で立ち読みしてきました。
ほんとうに「ざるそば」。でも、本当のところはわからない。あの訳書は固有名詞とかいろいろ拘っていては読み勧められない感じだったので、多少のことは読み飛ばすようになってしまいます。細かいことは気にしない。日本語で読めるだけ有り難い。
それから「ざるラーメン」なんて普通の在日日本人にも全然一般的ではないので、爺様は浦島太郎フォビアになる必要ありません。「ナントカ牧場の生キャラメル」の100分の1くらいの知名度だと思う。
ブログの読者になると、フォローアップコメントがメールで送信されるメリットがあったのでした。
暑中お見舞い申し上げます。
日本はジトジト、ジメジメの嫌な夏ですが
フランスはカラッとしていてうらやましいです。(昨今は温暖化で夏の様相も変わってきたようですが)
花火はいつ何度見てもいいですね。
10年前に住んでいたところは、対岸で
よみうりランド、調布市、川沿い並びで府中競馬場、玉川競艇場と、ひと夏に4つもの花火大会が我が家のベランダから見えました。
時に私の部屋は特等席で蚊に刺されることなく花火を堪能できるので、入場料を取ろうかと考えたほど(ホント?)でした。
サクラもいいけど花火もね、です。
フランスの花火もこの前の革命記念日の花火
(Yuちゃん撮影の!)が素晴らしかったし、私の先生いわく、「フランスも花火の技術は進歩している」なので、今回も期待できそうですね。
ナマで見たいです~私も。
いっぱいお越しいただきまして...。
この辺で並木をばしばし伐る時は、「木の病気」という理由書きがつきます。わが家側の河岸のポプラ並木もばっさり伐られてしまい、代わりに病気になりにくい種類の木に植え替えられたのですが、昔から並木の代名詞のようだったマロニエやプラタナスやポプラは、環境汚染に弱くて病気になりやすいそうです。
木が敏感なように、人間も敏感で、私の娘は数年前からプラタナス花粉アレルギー症になっていて、7階のわが窓に届きそうなプラタナスの大木並木が春には呪わしく思われたりします。
わが窓はパリ側ではないので、エッフェル塔花火などは見えないのですが、ラ・デファンス方面の花火はきれいに見えます。パルク・ド・サン・クルーにやってくる移動遊園地Fete de Saint Cloudがある時は、その開園日に花火大会があって、わが家は特等席でした。今年はその数十倍の規模のものがやってきてくれるらしい(火薬総量3トンと書いてある)。
ガバチョさんだけじゃなくて、来れる人たちはみんな来てね。シャンパーニュとタカコバー・ママの手料理でおもてなしします。
並木のことをしつこく書きますが,例えば「パリ・プラージュ」なんかはシャレで棕櫚やココ椰子の並木(巨大鉢植え)をセーヌ脇に季節限定で作ってしまいますよね。
わが家の前のセーヌ脇のように,数年毎に並木の植え替えが進んでいったら,温暖化のせいで数十年後には,本当に棕櫚やココ椰子がセーヌ河岸に生い茂ることになるかもしれません。その前にパリが水没してしまうのかな?
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