2021年12月7日火曜日

2021年のアルバム 文明開化の音がする

OrelSan "Civilisation"
オレルサン『シヴィリザシオン』

2021年11月19日にリリースされ、売上およびメディア評ともに(オレルサン)最高の勢いで盛り上がっているアルバム。最も広範囲の支持層を持つラッパー。郊外ではなくノルマンディーの地方都市出身で、両親が教育者の中産階級の出。マニアックな(日本)マンガ好き。ラップの他に映画、テレビ(カナルプリュス局のグランジュと組んだショートコント連作"Bloqués")などでも稀な才能。アルバムは4枚目。年齢は不惑の40歳。しじゅうファック。その20年にわたる活動を、弟のクレマン・コタンタンがずっとヴィデオ撮影して追いかけていて、それをまとめたドキュメンタリー連作”Montre jamais ça à personne(こんなもん誰にも見せんじゃねえ)”(42分 x 6回)が10月16日からAMAZON PRIME VIDEOで公開されている。私はPRIME VIDEOと契約していないし、するつもりもないので観ていないが、予告編(↓)はこんな感じ。


ラップとも中央ミュージックシーンとも無縁のはずだった地方都市(カン)で20年前に始まった4人の野郎ども【 兄オレルサン、スクレッド(コンポーザー/プロデューサー)、グランジュ(相棒ラッパー)、アブラエ(ブラックのジャーマネ、めちゃいいキャラ)】の冒険を信じて撮り続けた弟クレマンの意地が実ったサクセスストーリーなのであろう。勝てば官軍だね。
 さて4枚目アルバム『シヴィリザシオン』は、2022年フランス大統領選挙のキャンペーン合戦が本格化する頃にリリースの時期を持ってきたのは偶然ではない。またこの状況にコミットする言説を含む曲の多い、(いかに本人が否定しようが)おおいに政治的なアルバムである。まずジャケットアートにもおおきく現れる旗であるが、これはオレルサンが築きたい小さなネイション(Nation、国家的共同体)をシンボライズする言わば「国旗」である。まんなかの黒地の白の手裏剣(マニアックな日本マンガファン)がオレルサンのロゴマーク代り、青と赤はフランス革命時の市民軍の色(ちなみにフランス三色旗の白は王政のシンボル)、緑は自然と地方(田舎)を象徴、最後にphotoshopなどに見られる”透明”ゾーン、これは塗り絵式に(国民)各人が自分を象徴する色を塗れ、つまりひとりひとりがこのネイションを構成するシンボルたれ、というメッセージ。ただ、この国旗やマークを使って、オレルサンが2014年に設立したストリート・ファッションの会社AVNIERが、ウェアや小物を大々的にマーチャンダイズ展開している、という商魂。いやだいやだ。
 日本にどの程度までその脅威が伝わっているかわからないが、2022年フランス大統領選挙は極右に翻弄されているのである。安定した勢力のある伝統極右(FN→RN、ル・ペン父娘の流れ)のマリーヌ・ル・ペン候補では勝てない(2017年と同じ轍を踏む)と主張するネオ極右の元テレビ/ラジオ論評者エリック・ゼムールがすさまじい勢いで登場し、コロナ禍で各既存政治勢力が発言控えめになっていた状況に乗じて極端な排外主義/人種差別主義/反イスラム論を展開し、世論調査の支持率で元祖極右RNを凌駕するほどであった。2021年12月、ゼムールは正式に大統領選出馬を表明し、極右の有力候補は2者ということになった。
 オレルサンの新アルバムは『シヴィリザシオン(Civilisation)』と題されたが、この語「シヴィリザシオン」は今や極右のボキャブラリーである。彼らが「文明の危機」を訴える時、それは人類の文明ではなく、古来ヨーロッパにあったとする(キリスト教的倫理道徳観に基づいた)西欧白人文明である。このシヴィリザシオンは狭義であるという但書はない。アプリオリに文明とはこれしかないという考え方である。危機にある文明は(彼らによると)このままでは何年も待たずに起こってしまう「大変換 Grand Remplacement」(歯止めなく流入する非・反キリスト教系移民の増加によって人口的に多数派になり、非・反キリスト勢力が政治的文化的にフランスを制圧する)によって消滅する。ゼムールはこの「大変換論」に基づいて、(文明を守るためにはこれしかない)移民ゼロ政策を提唱する。移民を入国させないだけではなく、現在フランスにいる移民(および移民出身者)のすべてを追放する。「シヴィリザシオン」の敵を撲滅する、という考え方が今フランスですごい勢いで支持を広げているのだ。
 こういうシヴィリザシオン論が蔓延する状況で、誰かが文明ってそういうもんじゃないだろう、あんたたちの専売特許じゃないだろう、人間全部のものだろう、と違う文明のヴィジョンを言わなきゃならない時なのだ。一介のラッパーがそれまでの自分の人生を見据えて、ひとつの文明を考えたのだ。ひとつの文明を持ちたいと思ったのだ。で、唐突にこのアルバムの核心的な結論部とも言える最終曲"Civilisation"を聞いてみよう。
<1番>
俺はどうやって世界を救えるのか知らない
仮に知っていたとしても俺がそれをするかどうかは定かではない
俺がおまえにしてやれることはほとんどない
俺が誰かということを俺が何を知っているかということぐらいは言える
俺は人に第一にしろと言われたことは絶対にしない
多くの嘘は真実よりも早く広まる
俺はそれが何であるのかを考える時間をとらずに幸福というのを追いかけてきた
俺は子供を持とうとしている
俺は後悔以外の何か違うものを欲しがっている
その子が2022年を見るようになったら、その子が泣き出すということを俺は理解するだろう
人はすべては崩壊するだろうと言っている
崩壊は3つの段階で進むだろうと
俺はかつては科学が人間を救ってくれるものを思っていたが
だんだんと進歩というのを信頼しなくなった
俺はなぜそう考えるのかさえわからない
俺は何も知らないんだ、俺は何を知っているのか
GAFA のためのデータだの、そんなものただの数字じゃないか
俺には時々天才的な閃きがあるが、たいがいの時間、俺はアホだ
俺はアルコールを悪いものにする粗悪なアルコールしか知らない
かつて俺は何もわからないということを怖がっていたが
今や何か理解すべきことがあるのかと恐れている
俺たち自身のシステムの罠に陥り、凍結されたセーフガードの中に囚われている
俺は親たちがコリューシュに似ていた土地の生まれだ
俺はノルマンディーの田舎からやってきた
彼らは安物買いが好きで、好きなことといったら
ガラクタみたいなテレビ番組を見ることだけだった
ママンは俺に言った「世に貧乏人がいるのは、学校でよく勉強しなかったからよ」
そいつが悪いんじゃない、その母親も自分の子供たちに同じような戯言を言ったんだ
そいつが悪いんじゃない、その母親も... この悪の連鎖を絶たなければ
この連鎖はタチが悪い、極悪だ、俺ひとりではどうしようもできない
おまえが手伝ってくれなければ

<ブリッジ>
手伝ってくれ(手伝ってくれ、手伝ってくれ)
歩け(歩け、歩け)
俺と一緒に歩け(俺と一緒に歩け、俺と一緒に歩け)
俺に教えてくれ(俺に教えてくれ)
メガ メガ メガ メガ

<2番>
俺ひとりではどうしようもできない、おまえが手伝ってくれなければ、
常に同じ意見じゃないってことに同意しよう
俺がおまえを扱いたいようにおまえも俺を扱ってくれ
善行をせずに成功することは敗北することだ
率直であることを教えてくれ、俺を判断するな、俺がうそを吐きたくなくなるように
俺は言われた「強くなれ、男になれ」と
だが俺の長所は敏感(デリケート)であることなんだって思い出させてくれ
人生に意味がなくなった時、ひとつだけでも意味を与えられるよう助けてくれ
悪い道から俺を遠ざけてくれ
みんな一廉の人物になりたがっている凡百の輩なんだってことを分らせてくれ
俺に平衡の点を見つけさせてくれ、成長ってのは決して止まらない
俺は忠告に従うよりも忠告を与える方が得意だ
いつか人は死ぬが、他の人たちは生き続けるんだ
未来を忘れろ、それはもう過去だ、過去だった未来を忘れろ
俺たちが内部にいたってことは確かなことじゃない
容赦と忍耐を教えてくれ
俺たちの親たちより良くならねばならない
教えを忘れるってことも覚えなければならない
今が売りのチャンスだなんて俺は信じたくない
俺たちは単なる商品価値じゃない
かつて俺はフランスから出ていくことを夢見ていた
だが俺はとどまり、フランスを変えることを良しと思うようになった
古い信条と新しい信条を混ぜ合わせよう、科学に人道主義を混ぜ合わせよう
そうとも、もはや昔とは違う、それを甘んじて受け止めなければならない
それが時代のコンセプトだ
世界は流動している、俺をその流れにのせてくれ、俺の能力を奪ってくれ、誘惑は大きすぎる
俺の無知を取り去ってくれ、
俺はものごとひとつひとつを理解するためにそのひとつひとつに名前をつけなければならない
俺は子供をつくろうと思っているんだ
俺は文明を持とうと思っているんだ
それは俺ひとりではできないんだ
みんなで力を合わせてするしかないんだ

<アウトロ>
すべては変わり、なにものも失われない
俺は自信のあることばかりをしてきたわけじゃない
俺はもっとよくなれるさ、俺はもう後戻りできない
俺はかつてたったひとりだったが、今俺たちは何千人になっている
そして近いうちにおまえたちはみんな忘れる
残念だが俺はおまえたちと別れなければならない
おまえは俺たちはお互い大好きだったんだと言ってくれ
昨日は昨日だったのさ、今日、俺は負債を御破産にするんだ
俺は永遠の若さと引き換えに俺の持っているすべてを差し出したりしない
俺たちはやるべきことをやった、俺たちがかつてやったようにね、だがちゃんとやったんだ
すべては変わり、なにものも失われない、影と光さ



おわかりかな?オレルサンが作りたがっている子供と文明は等価のものなのですよ。なんだかんださまざまな言い訳を並べても、これはひとりではできないものなのですよ。すべては変わるが、なにものも失われない、これがオレルサンの言う”シヴィリザシオン”であり、外敵と異教によって危機に瀕しているという理由で排除と徹底抗戦を呼びかけるものとは無限の距離があるものですよ。日本語の「文明開化」とは言い得て妙な表現で、文明とは(極右論者が主張するように)閉鎖篭城化するものではなく、”開く”ものである。開かれたシヴィリザシオン、これがわれわれの文明である。すべては変わるが、なにものも失われない。これはマニフェスト的であり、この最終曲を聴き終わった時、これは私にとって「2021年のアルバム」になった。
 
 そしてアルバムの極め付けが8曲目の「ガソリンの匂い(L'Odeur de l'essence)」であり、衝突しあう人々、街頭闘争、機動隊の突撃、環境破壊、狂変する自然、戦争廃墟などの映像のめまぐるしいコラージュで編集されたヴィデオクリップは、これこそが危機に瀕したシヴィリザシオンであり、やつらの言うそれとは規模も次元も違うと言っているように見える。なぜ街は炎上しているのか、なぜ人々は右往左往してぶつかりあっているのか、なぜいたるところで「ガソリンの匂い」がするのか、これをオレルサンは4分にわたってラップし続けるのである。歌詞中 "Génération Z parce que la dernière"(Z世代、Zは最後だから)という一言が出てくるが、これは言うまでもなく、ゼムール(Zemmour)のZのことである。

(見ろ)やつらが妄想しているかつてのフランスの偉大さをギラギラ輝かせるノスタルジー
(見ろ)その信仰が中傷されたと感じた人々を頼みもされないのに激しく煽り立てるという不可解

(見ろ)やつらに外国人たちは自分たちの応接間を占拠しにやってくると説く恐怖
(見ろ)みんなをぎゅうぎゅうに押し込んだ場所で生き残るためにやつらにあらゆるリスクを冒させる絶望
(聞け)もはや危険に出会うことなく外出することなどできないと信じさせるパラノイア
(聞け)地球は破滅だもうどうすることもできないと人々を叫ばせるパニック

(聞け)人々を昂らせもはや食べられるものなど何もないと言わせる不信

(聞け)人々を極端思想に転向させる憎悪
火を放て、すべてを燃やし尽くせ

賭けはなされた、われらのリーダーたちみんなが敗北した

彼らは自分たちが創った怪物によって破壊される

信頼は尊厳と同時に死滅した
われらを統治しているものは何か? 恐怖と不安だ
人々は互いに自己破壊を始め、敵になるものを探している

ある者はもうおしまいだと言い、またある者はそれを否認する

億万長者たちは自分たちの出来の悪い子供たちに財産を継がせる

歴史はそれを書いた人のもの

誰も人の言うことは聞かないが、誰もが自分の意見を言う

誰も主張を変えないし、議論は不毛だ

みんなが興奮するからみんな興奮するんだ

極論ばかりで、まともな意見などあったもんじゃない

考える時間などない、数字が支配する暴政

メディアは12歳のガキのツイートを引用する

テレビ論戦に比べたら知識学識など時代遅れだ

みんなが少人数チームのどこかに付いてバトル・ロイヤルだ(見ろよ)
ファッショ馬鹿野郎、ヒステリー馬鹿女(見ろよ)
誰もが反動で、誰もが堂々巡りだ(見ろよ)
ひとりの馬鹿野郎がどこかでなにか悪さをしでかしたとたん

世界全体がそれに敏感に反応するんだ(見ろよ)

加害者はかつての被害者

悪の連鎖循環は決して終わらない

すべては悪く変化して循環するんだ
解決はないのに批判ばかりだ

みんながみんな敏感だ(敏感だ)

すべては敏感だ(敏感だ)
みんな敏感に防御の構えだ(敏感だ)
デリケートな問題、デリケートな人間(敏感だ)
デリケート(敏感だ)、デリケート(敏感だ)
敏感だ(敏感だ)、すべては敏感だ(敏感だ)
みんな敏感に防御の構えだ

デリケートな問題、デリケートな人間(敏感だ敏感だ敏感だ)

みんなはああやって(セックス)するが、俺はこうもやってみたい
ふたつの議論があればそのひとつは必ず不満のことだ

世界の半分が苦しんでいる時に、楽して生きたい話だ

親たちが酒を飲んで、被害を被るのは子供たちだ

交通事故、家庭内暴力

アルコールはいつもその悪の根源にある

これほど病院と裁判所を満杯にするものはない

人はアル中であることの責任を負わない
その悪口を言うことはデリカシーに欠ける

愚者たち(※)を集めて武器を与えること

これを「正義」と呼んだら、悲劇に仰天する

地獄の渦に巻き込まれる

悪によって悪を退治し、メディアはそれに大喜びだ

にわとり、きつね、マムシの登場する三面記事ネタばかり

賛成の者と反対の者、すべては両極端ばかり

愚者たちがエキスパートと呼ばれるようになって以来

バズばかり欲しがる連中は極端なやつらに色目をつかう

愚者たちに囲まれた愚者たちの帝国

愚者たちの人気を取るために愚者たちを演じる

まもなく蒙古帝国のように滅びるだろう

エジプト帝国、ローマ帝国、マヤ帝国、ギリシャのように

再起動しなきゃだめだ、リセットしなければ

だが人は何も信じない、すべてはディープフェイクだ

拒否された未知に立ち向かって

恐怖と憎悪と悲嘆の混じり合い、われらの逆説、われらのジレンマ

腐敗している、俺はシステムの中で生まれた

誰も同じ方向に進もうとしない、誰も自分で方向を決められない
豊かさのかたちはひとつしかない

他人の金を取ること、それは盗みだが、ビジネスの場合は許される

Z
ジェネレーション、それが最後だからZ

戦争を知らない世代だってことははっきりわかる

老人たちは全員投票する、老人たちは自分たちの未来を選択する

おばあちゃんはマリーヌ(ル・ペン)に投票し、あと3年は生きる

ユーチューバーファシストたち、擬似危険思想家たち

アーチストたちを検閲しまくった結果、残ったのはこれらの者だ

なにひとつ前に進まない、多くの者は過激化してしまう

目標など何もなく、俺はあの時代への懐古趣味に浸ってしまう

他のやつらが既に浸ってしまっていたあの時代への懐古趣味に

そのまた他のやつらが既に浸ってしまっていたあの時代への懐古趣味に

そのまた他のやつらが既に浸ってしまっていたあの時代への懐古趣味に

おおピュタン、子羊どもはカリスマ的なリーダーだけを待望している

感情移入など全くなしに、ヒエラルキーだけで

学校では個人主義だけを教わる

教えてくれるのはどうやって金を手に入れるかだけで

友だちの作り方など教えない

大統領が半数の票を得て当選したということは

フランスの3分の2がそれを望んでいなかったということだ

元老院(セナ)が何をするところかなど知る必要はない

年寄りの金持ちが法律を作るのを見たらわかる

金持ちというのは自分がなってみるまでは誰も好かないものだ

金持ちになったら、金を隠し、失うのが怖くてしかたがない

クソみたいな仕事ばかりだが、やるふりをしなければならない

上司を満足させるためだけにある仕事がどれほどあることか

厳しい評価にさらされ、決まり切った仕事ばかり

だがそれだけで喰うこともできず、過労ですり減る

感情をどうしていいのかわからないが、それを押し隠して
人間関係をどうしていいのかわからなくなって、それを壊してしまい

自分が誰なのかの責任もとれない、だから卑怯者だ

なにひとつ消すことのできない世界で、人は互いに容赦しない

人は互いに軽蔑し合い、一緒に生きることなどできない

誰よりも先に飛行機に乗ろうと押し合って争い

その飛行機はまっさかさまに墜落してしまうというのに



40年間フランスのラップが培ってきた”世相読み”芸の最良の例がここにある。オレルサンはここまで来たが、ここが頂点ではない。12月5日のリベラシオン紙ツイッターによると大統領マクロンがこの「ガソリンの匂い」を高く評価していて、「よく捉えている、これは社会学者のような社会描写だ」とのたもうたそうだ。 テレビTMCのトークショーQuotidienに出演したオレルサンはその大統領発言に関して「彼は俺が立てたバズにちょっとだけあやかろうとしているのかな?」とフェイントをかけておいて、「俺は彼がアルバム全部を聞いたわけではないと思う」と断じた。(↑)の歌詞の一部にこういう箇所がある:

  「われらのリーダーたちみんなが敗北した
   彼らは自分たちが創った怪物によって破壊される」
  「大統領が半数の票を得て当選したということは
   フランスの3分の2がそれを望んでいなかったということだ」

これはマクロンのことだということに気がつかない大統領なのである。


< トラックリスト >
1. SHONEN
2. LA QUETE
3. DU PROPRE
4. BEBEBOA
5. REVE MIEUX
6. SEUL AVEC DU MONDE AUTOUR
7. MANIFESTE
8. L'ODEUR DE L'ESSENCE
9. JOUR MEILLEUR
10. BAISE LE MONDE
11. CASSEURS FLOWTERS INFINITY (feat GRINGE)
12. DERNIER VERRE (feat THE NEPTUNES)
13. ENSEMBLE (feat SKREAD)
14. ATHENA
15. CIVILISATION

ORELSAN "CIVILISATION"
CD/LP/Digital WAGRAM 3406582
フランスでのリリース:2021年11月19日

カストール爺の採点:2021年のアルバム

(↓)オレルサン(+ダムソ、ネクフー)「影と光 Ombre & Lumière」(PNLによるリミックス/クリップ制作)
 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Super!!!

Pere Castor さんのコメント...

The best is yet to come.