吊り橋を渡る途中で足を滑らせ 娘は川に落ちちゃって ペチコートはべしょべしょ 小川に沿ってきた通りすがりの3人の猟師 野うさぎを射止めたと思ったら 射止めたのは小娘だった その射ったタマは鉛の弾じゃない その射ったタマは娘を小躍りさせる生の身 ズボンの前を膨らませる生の身 娘は母親に言う「大きなネズミだったよ」 私の脚の間に入ってきた大きなネズミは なにか白いものを口から吐き出すのよ その長いモノは3つの部分からなり 赤い頭、太い首、そして長いひげ まるでりっぱな軍人さん (11曲め「吊り橋」) トゥーロンに行く途中 ボーケールの町を通っていったら 魚屋の娘に出会ったよ おいらはしたいことさせてくれるかい?って聞いたら 娘は「父ちゃんと母ちゃんに聞いとくれ」と答える 父ちゃんは「ちゃんとできるんだったらね」と答える 母ちゃんは「少しだったらね」と答える それでおいらは3回おさわりをしたんだが 娘はそんなもんじゃ足りないって言う それでおいらはちゃんと靴を脱いで もう一戦したんだ 「もしもそれでも足りないって言うんなら 店に取れ立てのボラがありまっせ!」 (4曲め「トゥーロンに行く途中」)こうやって全部訳してくれる人がいないと、日本の子供たちは楽しめないでしょうが、爺のブログでは「ほんのさわり」(いろんな意味でね)だけを。 なお9曲めに入っている「俺のベリンバウ」(草原で全裸で日光浴しているお嬢さんに、俺のベリンバウを出して弾いたら踊ってくれたんだけど、途中でベリンバウが折れてしまって、それをお嬢さんが手でいろいろしてくれて直してくれる、という意味深な歌。ダニエル・ロッドーのオリジナル)は、2007年のラ・タルヴェーロのアルバム『ブラマディス』の8曲めに入っている「俺のベリンバウ」と全く同じヴァージョンです。ちょっと手抜きじゃないですかね。 <<< トラックリスト >>> 1. LO CANARI カナリヤ 2. LO MENAL 手回し軸 3. LO FAUDAL DE CUER 革のエプロン 4. EN ANGUENT A TOLON トゥーロンへ行く途中 5. GARA GRA QUE LO TABAT タバコにご注意 6. LO CONILH 子猫 7. DIGA JOANTOL ジョアン坊や 8. QUAND ISABELETA VA AL JARDIN イザベレータが庭に行く時 9. MON BERIMBAU 俺のベリンバウ 10. AQUO FA BEN なんて気持ちいい 11. LA PLANQUETA 吊り橋 12. LA MARGOTON ラ・マルゴトン 13. LA SARRAMINGUETA サラマンゲータの城 14. LO BRAVE VESIN 健気な隣人 15. RAIMON レーモン 16. BATUCADA CALHOLA みだ〜らなバツカーダ 17. BORREIAS ブーレ 18. LO BARATIER PREN SA DALHA 鎌を取る小作人 19. LA VOLIAI BIQUI 俺は彼女をむしりたい 20. LA RASCLETA 熊手 21. LO PERDIGAL やまうずら 22. AQUESTE SER 今晩 LA TALVERA "CANÇONS PEBRADAS" CD CORDAE TAL16 / L'AUTRE DISTRIBUTION AD1865C フランスでのリリース 2011年5月25日 前作『ソパック・エ・パタック』(2009年)のレヴューはこちら。 (↓2009年ラ・タルヴェーロの30周年をルポルタージュするフランス国営テレビFRANCE3のオック語版ニュース。Oh la la...こんなヴィデオ知らなかったですよ。すごい、クロード・シクルやアンドレ・マンヴィエルとの共演シーンも入ってますね。タトゥー、マニュ・テロンも生身で登場してオック語でしゃべっています。セリーヌ・リカールはいつ見ても妊娠していそうな、大地のお母さん)
2011年4月13日水曜日
ボーイ,リスン・トゥー・ミー ケアフリ〜...
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