2009年8月30日日曜日

1年6組の子も、2年6組の子も、3年6組の子も... Rock me!



 重低音に揺さぶられながら、ああ、この夏もまた終わってしまうのですね。
 8月30日。Rock en Seine最終日。今日の最大の驚きは、ゼム・クルッキード・ヴァルチャーズ(Them Crooked Vultures)。このバンドはプログラムに載っていません。匿名バンド「レ・プチ・ポワ」(日本語ではグリーンピースか。親子丼に乗ってる豆ですね)として登録されていて、「超大物」という思わせぶりな紹介文つきで、正体は明かされていませんでした。まあ、よくあるプロモーションの手口なんでしょうが、インターネット上でその正体をつきとめたという情報がフェスティヴァル開催の1週間前くらいから、あちこちで噂の焚き付けをしまして、まだCDも出ていないのに、Tシャツだけがやたら売れている某バンドということがわかるんですね。私はこの轟音ロックの世界は全然門外漢なので、何が大物で、何がすごいのかは、プレス評などを見ても、へえ、そんなもんですかねえ、としか思わなかったんですが。
 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジというメタルのバンドをやりながら(ここではギタリスト/ヴォーカリスト)、そのサブプロジェクトのイーグルズ・オブ・デス・メタルというバンド(ここではドラマー)もかなり売れているらしく、またプロデューサーとしても名を成しているジョッシュ・オムという人が、ニルヴァーナ〜フー・ファイターズのドラマー、ディヴ・グロールと、レッド・ツェッペリンのベーシスト/キーボディストのジョン・ポール・ジョーンズと組んで始めたバンドが、このゼム・クルッキード・ヴァルチャーズです。
 今回のステージではクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのギタリストのアラン・ジョハネスが加わって、ツィン・リード・ギターのクアルテットで登場したゼム・クルッキード・ヴァルチャーズですが、いやはや、最初の第一音からぶっ飛びの、ヘヴィー・ヴィルツオーゾのアンサンブルで、私は心臓がバクバク言うのを感じましたね。重い重い。曲後半に必ず見せ場をつくるデイヴ・クロールのシンコペーションの重いこと、重いこと。若い3人に囲まれて、ジョン・ポール・ジョーンズがベースにキーボードにはしゃぎ回っているのがとても意外。この人ツェッペリンではこんなふうに前面に出て目立ったことはないですよね。2009年のロック・アン・セーヌのベストは、私には断然これです。
(↓ Them Crooked Vultures)
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 その日、サン・テチエンヌ出身の20歳の男性アーチスト、スリーミー君も見ました。プリンスの風貌でミカ風なエレ・ポップをするスリーミー君は、アメリカでのデビューも決まったし、ヨーロッパもツアーすることになってます。娘は大好きみたいなんだけど、まあ、がんばってね。
 ソウルのメイシー・グレイもすごく良かった。まあ、良くて当り前のような貫禄のアーチストですが、午後4時台ではなくもうちょっと暗くなってから見たかったような、大人の音楽でした。午後3時に組まれていたセネガルのバーバ・マールは私たちが会場に着くのが遅くて、見ることができず。夏の陽気の日曜日の午後3時は、ちょっと辛いですねえ。
 その夜は、娘と私が最も楽しみにしていたMGMTでした。サイケデリック! 顔に炭を塗った若い子たちがたくさん踊ってました。ははは。キノコを食べている気分。
 こうやって、この夏も終わってしまったんですね。

(↓ MGMT)
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