2008年8月30日土曜日

やっぱりね... (Rock en Seine 2008)



 わが家の川向こうのロック・フェスティヴァル ROCK EN SEINEに行ってきました。去年に続いて今年も晴天で、今日は太陽が出ている時は汗が出るくらいの気温で、ビールがうまいうまい。3つあるステージは午後3時頃から始まっていたのですが、わが家3人は午後6時頃の出陣で、最初からぶっ飛ばしのロックでザ・ジョン・スペンサー・ブルース・イクスプロージョンに酔いしれ、次いでフィラデルフィアのラップ・コンボ(と言うかもうほとんどファンクオーケストラ?)ザ・ルーツ (THE ROOTS↑写真)を見て、タカコバー・ママはやっぱり今年はアメリカ黒人のパワーを痛感しますねえ、とオバマのことを思ったりしたのでした。
 娘セシル・カストールはロンドン娘ケイト・ナッシュをとても期待していたのだけれど、3曲めくらいで乗り切れなくなって、なんか食べようか、と食い物屋スタンドに逃げたのでした。ケバブ、チリコン・カルネ、ヤキトリ、レバノン料理...いろいろあるんですが、去年タルティフィレットがやたら美味しかったので、今年もこれで行こうと、タルティフィレット屋へ。しかし去年はアツアツをサンドウィッチにしてくれたのだけど、今年はちょっとぬるめでパンなしのプラ容器入りで、環境にやさしくないなあ、と不平を漏らしたら、やっぱり去年ほど美味しくなかったのでした。チリコン・カルネにしてればなあ、とは後のロックフェス。
 食べ終わってメインステージに行くと、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトの別バンド、ザ・ラカンターズ(The Raconteurs 元の言葉が仏語だから "ラコントゥール"でも正しいと思いますが)が白熱のパフォーマンス。これはわが家3人、本当に堪能しました。ツインリードギターというのは中高年泣かせですねえ。オールドスクールですねえ。誰もが両腕上げて首振ってしまう感じ。爺のロック感覚にはど真ん中のツボですねえ。
 ものすごく良かったので、これだけでも今夜は十分だね、と3人で話していたら、本当にそうなってしまって....。突然の主催者アナウンス「今夜エミー・ワインハウスは出演いたしません。本日午後、直前の出演キャンセルがありました...」。私は今朝から何度かインターネットをチェックして、そういうことはないんだろうなあと確認していたんですが、どのニュースサイトを見ても、「噂&憶測が飛び交う中、今夜遂にエミー・ワインハウス、フランスのステージに登場!」と、今夜の出演を確定的に報道していたのでした。
 会場に入場する時だって、そういう掲示は何もなかったし、その場にいた観客すべてが、この午後9時半過ぎの主催者アナウンスで初めてエミー・ワインハウスのキャンセルを知ったはずなんですね。
 怒号、ヤジ、金かえせ、の声が出るものと思っていたら、驚くべきことにみんな結構すごすごと大人しくその場を去っていったのですよ。うちの娘でさえ「私は最初から出ないもんだと思っていたもん」と達観した意見を述べるんですね。例えば去年みたいにメインがビヨークで、ビヨークが当日直前キャンセルしたらば、集団暴動が起こるかもしれないけれど、エミー・ワインハウスだとみんな「やっぱりね...」であきらめがついてしまうんでしょうね。やっぱりね...。
 その後サブステージでは、フランスの(亜流ダフトパンクみたいな)ディジタル2人組ジャスティスが出ていました。爺は昔から皿回しさんが機械いじくってるだけのステージなんて全く興味がないのですが、娘がちょっと見ようよと言うので、少しつきあいました。(↓)こんな感じでした。これもやっぱりね、という感じでした。

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 というわけで、午後10時過ぎには川を渡って家に帰ってしまいました。とびきり大きな不満があるわけでもないし、好天だったから良かったことにしよう、と3人の意見の一致を見ました。来年も行きます。

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