2011年11月10日木曜日

大地と風と火と

"Intouchables"
『アントゥーシャブル』

2011年フランス映画
監督:エリック・トレダノ+オリヴィエ・ナカッシュ 
主演:フランソワ・クリュゼ,オマール・スィ 

フランス公開:2011年11月2日 

   Do you remember the 21st night of September ? 
 この映画見終わった翌日、私のカーステはアース・ウィンド・アンド・ファイアのCDがひとりじめで、大ヴォリュームで「セプテンバー」かけてペリフェリック(パリ環状道路)やヴォワ・ジョルジュ・ポンピドゥー(セーヌ河岸自動車道)を走ってしまいましたね。私と同じようなことをした人、かなりいたと思いますよ。
 この大富豪の身体障害者フィリップ(フランソワ・クリュゼ)の秘書が、住み込み介護ヘルパーの募集面接で、応募者で刑務所上がりの郊外ブラックのドリス(オマール・スィ)に、「あなた何かリファレンスは持っているの?」と聞きます。するとドリスは「俺のリファレンスはアース・ウィンド・アンド・ファイアだ」と答えるんですね。話が合わない、同じ言葉の意味が同じでない二つの世界。触れ合わない二つの世界を、この映画では"Intouchables"(アントゥーシャブル)と複数形で表現しているのです。"intouchable"は英語の「アンタッチャブル」ではないのです。仏語ではインドの最下層カースト(触れてはならない階級)の意味でも使われます。
 この映画で二つの世界はまさに絵に描いたようなもので、大富豪はパリ市内で城館の中に住み、家令/執事/秘書/料理人/家事係を抱えて、エリゼ宮のような家具調度に囲まれ、宴の間ではクラシック管弦楽アンサンブルを呼んでプライベートコンサートができるという環境であるのに対して、郊外ブラックは今さらここで説明する必要のない「郊外=郊外」の環境にあります。これはカリカチュアであると同時に現実描写でもあります。なぜなら、21世紀になって世界の富豪たちはますます富豪になっていき、世界の郊外はドラマチックにその貧困の度合いを増して行っているからです。この加速している二極化は、起こりうる全面戦争の日が近づいてきていることを予感させもします。
 すなわち21世紀的には二つの世界は以前に増して出会うことが困難になっているのです。これがこの映画の通奏低音です。あ、この「通奏低音」というのはもともとはバロック音楽用語ですね。奇しくも大富豪フィリップの音楽「リファレンス」はヴィヴァルディなのです。そしてドリスの「リファレンス」はアース・ウィンド・アンド・ファイア。
 文学とバロック音楽と絵画(古典もコンテンポラリーも)をこよなく愛するフィリップは実は(全くそうは見えないのですが)スポーツ好きでスピード狂でもありました。 それがある日パラグライダーの事故で四肢が動かなくなってしまいます。この自由を奪われた大富豪は,引き蘢りを余儀なくされ,生への興味を失っていきます。
 映画はそこに現われた郊外ブラックの住み込み介護ヘルパーが,生気を失った大富豪を「生の世界」に回帰させてやる,というシンプルな寓話のストーリーです。こういうことだけで,レ・ザンロキュプティーブル誌などは,最初からこの映画にバッテンをつけてしまいます。それもわかります。
 ドリスは上流社会のコードを片っ端から破壊することでフィリップの興味を引いていきます。初級フランス語学習者にもわかるでしょうが,フィリップはドリスに対して vouvoiement (ヴーヴォワマン。"vous"あなたと呼びかける丁寧表現)で話し,ドリスはフィリップに対して tutoiement (チュトワマン。"tu"おまえと呼びかけるくだけた町言葉表現)を使うのです。このことで最初から立場は転倒しているのです。 しかしドリスの仕事のひとつには衛生手袋をはめて,フィリップの生物的自然も処理しなければならないのです。最初ドリスはそれを拒否します。彼にとって "intouchable”(触ることのできない)ものだからです。お互いの "intouchable"はラジカルに"touchable"(触ることのできる)に変わっていく,というシナリオ進行です。この映画で強調されるのはスキンシップです。車椅子の乗り降りを初めとして,多くの場面でドリスはフィリップを抱きかかえています。この黒人の大男が小さな初老の白人障害者を抱きかかえる図は象徴的です。触れ合うごとにフィリップはドリスの世界に入っていくのです。
 アース・ウィンド・アンド・ファイアはまさにリファレンスなのです。ドリスはフィリップが失いかけていた大地と風と火を取り戻してやるのです。館に引き蘢り,希望のないマッサージとリハビリにうんざりしているフィリップに,生のセンセーションを蘇らせることです。館の中庭にカヴァーをかぶったまま眠っているフィリップの元愛車マセラティ・クワトロポルテ ,これを発見した時からドリスとフィリップの世界は一変します。ドリスはこのマセラティでフィリップにあらゆる大地を再発見させるのです。そして山から(もちろんインストラクター同乗で)パラグライダーで飛翔し,風を肌で感じるのです。とても良くできたエピソードとして,ドリスがバイク屋に電動車イスのモーターを改造させて,セグウェイを追い越すこともできるスピードを出して疾走するシーンがあります。フィリップは初めて遊園地に連れてこられた子供のようにはしゃぐのです。
 そして第3の要素である「火」です。これはマリファナなのです。夜中に襲った激痛を鎮めるために,ドリスはフィリップを抱きしめ体を撫でてやり冷水で額を冷やし,という看護でフィリップが落ち着きを取り戻したところで,楽になるからこれを吸ってみろとジョイントを口にくわえさせるのです。
 お立ち会い,思い起こしましょう,太古において煙草も大麻も沈痛のための良薬だったのです。Do you remember ? 

 フィリップには密かに往復書簡を通じて恋い焦がれている女性がいます。これもタイトル"Intouchables"の布石なのですが,フィリップはいくら想いは募っても,この体では触れ合うことのできない相手だと思っています。 詩的表現で綴られるその手紙文面の秘書への書き取り指示を聞きながら,あまりにもどかしく思ってしまったドリスは,なんとかして出会いのチャンスを作ろうと工作します。もうひとつの"intouchable"も"touchable"にするという展開です。それだけでなく,ドリスの闖入はこの館全体にある種の革命をもたらして,鼻がツンと上がって品行ばかり気にしていた館で働く人々をヒューマンにしてしまうのです。室内アンサンブルでヴィヴァルディを聞くよりも,アース・ウィンド・アンド・ファイアで踊る方がファンキーだ,という当たり前のことを知るのです。

 二つのかけ離れた世界の蜜月時代は,ある日,郊外からの使者(血はつながっていなくても弟ということになっている)がフィリップの館にやってきた時に終わります。あれはドリスの弟なのか,母親はどうしているのか,フィリップは理解しようとしますが,ドリスは「複雑だから,あんたには理解出来ないよ」と言います。郊外は金持ちたちに簡単に理解できるほど単純じゃない。大体俺の名前だってドリスじゃないんだ。セネガルを出る時に俺は名前を変えられ,家族なのか家族でないのかわからない(たぶんに一夫多妻制を暗喩する拡大解釈の大々家族)関係が寄り集まって生きている。細部を理解せずにフィリップは,ドリスが郊外に戻る急務があることを悟ります。(実際,この部分は映画を観る者にもよくわからないと思いますよ)
 ドリスは館を去り,郊外に戻り,その日からフィリップの黒々としたアンニュイが始まります。フィリップは抵抗の印にヒゲを剃らせることをやめます。引き蘢り,意気消沈,体力減退,ヒゲぼうぼう...。このあとの再会とハッピーエンドに関しては,もうここでは書きませんが,ひとつだけ,ドリスの再会の開口一番が「なんだそのヒゲは?ヴィクトール・ユゴーじゃないか!」 - いつの間にこの郊外ブラックから「ヴィクトール・ユゴー」なるリファレンスが出るようになったのでしょう。そうです。ドリスはこのフィリップとの触れ合いの月日のせいで,知らず知らずに「教養」がついてしまったのです。

 エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカッシュの4作目の長編映画です。私と娘は2作目の『われらが幸福の日々 Nos jours heureux』(2005年)以来の大ファンです。前作の『ごく身近に Tellement proche』(2009年)に関しては,このブログの2009年6月22日の記事 で詳しく紹介しているので参照してみてください。この2つの映画にもオマール・スィがとても良い脇役で出演しています。オマールは2005年から始まったTVカナル・プリュスの毎晩20時40分の小コント番組SAV DES EMISSIONS で人気の出たコメディアンですが,この映画の役どころのドリスと同じように正真正銘の郊外(イヴリーヌ県トラップ)出身者です。
 トレダノ/ナカッシュの映画に共通するテーマは,出会えることが不可能に思われる遠くかけ離れた世界が,実はちょっとしたきっかけさえあれば,ある程度の衝撃を越えて親密になれるのだ,ということを映像化してみせることです。寓話と言わば言え。私たちが和解しなければならないものはたくさんあります。

↓)『アントゥーシャブル』予告編


(↓)映画冒頭シーンより、アース・ウィンド&ファイア「セプテンバー」

18 件のコメント:

kay さんのコメント...

こんにちは。

いつも興味深い本や映画や音楽を紹介してくださって
ありがとうございます。

「大地と風と火と」を読んで、『アントゥーシャブル"Intouchables"』という映画を観てみたいという強い思いに駆られ、拙ブログでも紹介させていただきました。(事後報告になってしまい、すみません。。)

日本でも公開されるよう願っているところです。

Pere Castor さんのコメント...

おお、北海道のkayさん、コメントありがとうございました。北の地はもうずいぶん寒いでしょう。あったかいものがおいしい季節でもありますね。
 この記事を書いたあとで知ったのですが、この映画、今年10月の東京国際映画祭で「サクラ・グランプリ」賞を獲得しています
最強のふたり
 『最強のふたり』という日本題になるみたいですが、どういう含蓄なのかよく分かりづらい題ですね。ま、それはそれ。こういう栄えある賞を取ったので日本公開はされます。日本封切時にはトレダノ/ナカッシュと主演者たちも日本にプロモに来ると、言っているそうです。
 フランスでは第1週で200万人という驚異的な入りで、今年中に500万突破という勢いだそうです。万人に見られるべき映画なので、爺としてもうれしい限りです。
 Kayさんのブログもがんばってますよね。これからも時々のぞかせていただきます。
Bon weekend !

匿名 さんのコメント...

初めてコメントさせていただきます。

先日この映画をドイツで観て、久しぶりに感動した映画に出会った感激から、復習を兼ねてサイトを検索していたところ、このサイトに辿り着きました。

ドイツ語では"Ziemlich beste Freunde "というタイトルで、直訳すると"結構な親友"になり、カストール爺さんのタイトル説明とその背景を読まなければ、この映画の本当の美味しいところを逃していたと思い、お礼を申し上げたくコメントを書いています。

色々な角度から映画が楽しめるようになるこのサイトでの紹介、今後も楽しみにしております。

Pere Castor さんのコメント...

匿名さん、コメントありがとうございます。ページビューの割にコメントが極端に少ないブログなので、大変励みになります。
 件の映画はフランスで10週で入場者数18百万人という怪物映画になっています。フランスの人口が65百万人ですから、ほぼ4人に1人のフランス人がこの映画を観ていることになります。リピーターもいるということなので事態はほとんど異常です。いろいろな新聞雑誌/テレビなどでこの現象が分析されていますが、分析されるまでもなく、この映画は強烈な映画だと思います。おそらく何の説明がなくても(フランスの現状やら貧富の差やら)、多くの国で受け入れられる作品でしょう。なぜならこれは「ロメオとジュリエット」+「シンデレラ」なのです。二つの世界を越境してしまう話なのです。何百年も何千年も前から、私たち「民(たみ)」はこういう話が好きで、夢見てきたのです。
 ドイツにお住まいですか? 私は30年以上もフランスに居ながらドイツに一度も足を踏み入れたことがないのです(空港トランジット以外)。行ってみたいところはたくさんありますが、いつになるやら...。これからも時々ブログを覗きに来てください。

さなえもん さんのコメント...

日本公開に先駆け、昨夜、DVDを観ました。
爺のBlogを先に読んでいたので、助かりまし​た。
私のフランス語理解力ではかなり、聞き取りが厳しかった​です。
それでも、フィリップとドリスが毎日、どんどん信頼関係​を深めて、
柔らかい表情になっていくシーンは感動的でした。
私も2年前から、訪問介護の仕事を始めましたが、当時は​戸惑いや
不安が沢山あって、やはり排泄介助は一番抵抗があったも​のです。
でも、そんなものはすぐに慣れてしまうんですよ。
自然現​象ですからね。
一番、怖いことは、信頼関係を失くすこと、利用者さんが​
弱ってしまうことです。 私には、ドリスがフィリップの元を離れて行ってしまった​時の、
あの アンニュイ感は痛いくらいわかりました。
だから、二人の​再会のシーンは とっても嬉しかったです。
ハッピーエンドのシーンでは泣​かなかったけど、
エンドロールが流れて、実在の二人の
映像が流れた時、涙​が流れましたねぇ。
一番素敵なシーン(ほんの数秒でしたが)だと感じました​。
階級や肌の色を超えた、二人の話がフランスでヒット
した​ということも 素晴らしいです。
日本公開になったら、答え合わせ兼ねて​、映画館に足を
運びます。
(爺のBlogでも書かれていました​が、あの郊外へ
帰って行くところや、弟妹の問題部分、
お母さんの苦労を​もうちょっと細かく
描いて欲しいなあというのは感じました。)
オマール・スイという俳優、すごくかっこいいですね。
フ​ァンになりました!
繰り返して観たいと思います。ありがとう!

Pere Castor さんのコメント...

さなえもん。
貴重なコメントありがっとう。
日本公開版『最強のふたり』が、われわれの疑問を解消するような素晴らしい字幕がついてくれたら、と期待しましょう。
なおこのエントリー「大地と風と火と」は当ブログの全期間ページビュー統計上、2012年6月7日正午現在で、「965ビュー」という数字になっていて、あと2-3日で、当ブログはじまって以来最初の「1000ビュー」に達する予定です。皆さんのご愛読、感謝いたします。

匿名 さんのコメント...

このブログ、そのままYahooに投稿して頂きたいと思います。☆3しかつけなかった日経新聞の映画評論家にも読ませてコメントしてほしい。素晴らしい。

Pere Castor さんのコメント...

匿名さん
コメントありがとうございました。
去年の11月にこの記事を載せて以来、たくさんの人たちに読んでいただきました。フランス公開から10ヶ月後の日本公開ですが、世界でのメガヒット同様の日本での歓迎のされ方、ネット上のニュースで見てうれしく思っております。
先週の試写会から先週末の封切にかけて、この記事のページビュー数が急上昇し、毎日この記事のカウンターが500を越えていました。今日9月4日(火)頃からちょっと熱がおさまってきたようですが、記事のページビュー総数はさきほど「5000」を突破しました。人知れず5年間続けてきたブログなので、たいへん励みになります。
若い頃のようにもっとマメに映画を見なければ、という自戒にもなります。
みなさん、ありがっとう!

MAX さんのコメント...

匿名さん、Ziemlich beste Freunde は直訳すると、結構な親友ではありませんよ。意訳をしてもそうはなりません。こういう間違いは良くないと思ったのでいらぬお世話でしょうが書かせていただきました。

Pere Castor さんのコメント...

「かなり親密な友だち」「重要度の高い親友」というニュアンスは伝わっていると思います。

Kenichi さんのコメント...

カストール爺さん、初めまして!

素晴らしいブログ、ありがとうございます。
映画の余韻と理解を深めることができました。

Pere Castor さんのコメント...

Kenichiさん
コメントありがとうございます。励みになります。ここのところ更新が滞ってますが、またお立ち寄りください。これからの冬ごもり期、映画も多く見ることになりますので。

伊藤舞 さんのコメント...

初めてコメントします。

いつも、とても詳細に紹介していただいて
参考になります。

勝手ながらリンクを張らせて頂きました。

いつもはヨーロッパ映画はあまり見ないのですが、この映画はとても感動しました。

カストール爺さん様の記事は映画評論家に匹敵しますね。

また読ませていただきます。

よろしくお願い致します。

kaoruo さんのコメント...

はじめまして。
今ほど見てきました。とてもよい映画でした。
記事を拝読して、映画の余韻を楽しんでおります。
referencesの字幕ですが、たしか「何か照会はありますか」となっていた記憶です。ドリスの答えが「クール&ザギャング」で、それに対しフィリップがクラシックの音楽家の名前を羅列するという流れで、referencesの訳がどうも違うなあと思いました。

ドリスの家庭環境を説明する段では、「母とは血がつながっていない。叔母である。養子に出された。叔母と叔父には既に子どもがいて、その後、叔母が再婚して子どもが出来た。」という訳でした。

冒頭にお書きになっていらっしゃるように、映画館を出たらセプテンバーを大音量で流しながら運転して帰りたかったですが、生憎CDをもっておらず、FMから流れてくる室内楽を聴きながら、フィリップの誕生会のシーンを思い浮かべつつ帰路につきました。あのシーンでは、ドリスのダンスしている時の表情がとてもセクシーでした。

この映画はdvdが出たらもう一度観たいです。
ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

Pere Castor, Moustakiの記事に続いてコメントさせて頂きます。
この映画は映画館で観るのを逃し、ポーランドに旅行中、DVDで観たのですが、観終わった後にi-podのseptemberをかけて踊ったのは言うまでもありません。
最近の映画はめっぽう詰まらなくなる中で、この映画は傑作でしたね。字幕なしで観たのでPere Castor の解説を読み改めて原題の intouchableの意味を理解できました。ありがとうございます。しかしフランスの現代問題、どうなることでしょう? ドラッグディーラーの問題は今日のニュースでもやっていました。住民自ら居住地区に壁を作るまでとは..一日も早く世界の格差社会が改善される日を望みますね。
Pere Castorの造詣の深さに脱帽です。

Pere Castor さんのコメント...

「匿名」さん、こちらでもコメントありがとうございます。
日本公開(2012年9月)から8ヶ月経ちましたが、今でも多くの人たちがこの記事見てくれています(18500ページビュー)。この記事でも触れていますが、トレダノ+ナカッシュ監督の、前々作と前作もすばらしいのです。なぜ日本の配給会社が日本公開しないのか、不思議です。『最強のふたり』の日本でのヒットをもってすれば、怖いものなしだと思うのですが。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
今しがた、この映画を見終わったばかりです。
こちらのブログのおかげで、物語の細かな設定や背景を補填するとこができ助かりました。
ラストの、文通相手が来たときのフィリップの驚きと嬉しさで溢れる表情に胸打たれ、涙が止まりません。
「最強のふたり」よりも、原題の方がしっくりくるなと、ブログを拝見して思いました。
ありがとうございました。

Pere Castor さんのコメント...

「匿名」さん、コメントありがとうございました。
この記事発表してから6年を過ぎましたが、拙ブログの統計によると今日でもまだ読まれているようで、ブロガー冥利に尽きます。
トレダノ&ナカッシュ映画は "Intouchables"の後、2作が公開になりました。最新の "LE SENS DE LA FETE"は来年日本公開だそうですが、こちらはお薦めいたしますので、ぜひごらんください。
拙ブログでは(↓)のURLで紹介されています。
http://pepecastor.blogspot.fr/2017/10/blog-post_7.html