2008年2月26日火曜日
ダンカン君が遊びに来た
(←)ダンカン・ロバーツ君が事務所に遊びに来てくれました。
ダンカン君は英仏混血で、豪州人の奥さんがいて、1歳半になる男児がいます。かれこれ15年フランスに住んで、作詞作曲編曲プロデュースができて、サウンドエンジニアリングができて、録音スタジオでの仕事、ミュージシャンとしての仕事をこなしながら、自分のレーベル(Spozzle)を持っていて、3つほどのバンドと契約していて、そのうちのひとつが自分のバンド、ディクタフォーンです。
ディクタフォーンは最初のアルバム(2002年)の時から大好きで、応援しているのですが、なかなか一般的に認められません。セカンドアルバム『チョコレート・キング』(2006)はレ・ザンロキュプティーブル誌が絶賛し、爺が一生懸命推したにも関わらず、日本のどの会社も見向きもしませんでした。知らない人はマイスペースで見てみてね(↓)。
Myspace.com/dictafone
ダンカン君のレーベル Spozzleはディクタフォーンこそ今ひとつメジャーにならずに伸び悩んでますが、BO(ボー)というアーチストが、やや話題になっていて、プロデューサーのダンカン君はこれでやっと食いつないでいる状態だそうです。ボー君はフランス人で、エレクトロ仕掛けが多いですけど、パワフルかつ軽妙ポップで、昨今のカトリーヌなんかよりずっと良いぞ。新アルバムのシングルは「ヨコハマ」と言います。↓のボーのHPに国営テレビFrance 3での「ヨコハマ」ライヴが見れます。うぁっ!パワーポップ!
www.boproject.com
それからあまり大きな声で言ったらいけないのだけれど、ダンカン君はこの秋冬で大メジャー化するかもしれないのです。ダンカン君が数年前に奥さんの友人の友人ということでパリで出会ったウクライナ女性がいて、その頃はまだ売れていなかったのですが、しだいにマヌカンとしてキャリアを積んで、今やトップモデルになってしまったんですね。イニシャルだけ書いておきますと「O.K.」という人なんですが、歌もうまく、ダンカン君は彼女とのプロジェクトで、2年前からダンカン・ロバーツ作詞作曲プロデュースで彼女のデビューアルバムを準備していたのです。それが去年暮れ、新ジェームズ・ボンド映画「ボンド22」のキャスティングで、なんと新ボンド・ガールに抜擢されてしまったのですよ。現在「ボンド22」は撮影中で、デビューアルバム制作は中断してしまったけれど、撮影が終わり次第、ダンカン君と録音作業を再開するのだそうです。でかい話になりそうだなあ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿