2008年11月13日木曜日

ノワール・デジールの新曲




11月12日からノワール・デジールのオフィシャル・サイトで,新曲"Gagnants/Perdants (勝者/敗者)"と,2002年のミラノでの未発表録音でパリ・コミューンのシャンソンとして知られる"Le temps des cerises(さくらんぼの実る頃)"のカヴァー,以上2トラックを無料ダウンロードすることができるようになりました。
 ものすごく混んでいるのか,私は3回ぐらいトライしていますが,時間がかかりすぎていつも中断されてしまいます。今晩しつこくやってみましょう。

 PS 1 (11月14日)
 私のように何度やってもダウンロードできない人たちへ。
 テレラマ誌のインターネット版のA-t-on encore du désir pour Noir Désir (人は今もなおノワール・デジールへのデジール=欲望があるのか)と題されたエマニュエル・テリエの記事のページで問題の2曲が試聴できるようになっています。

 PS 2 (11月15日)
 やっとダウンロードに成功しました。"Gagnants/Perdants"は、シンプルな3コードの純プロテスト・ソングで、強者(gagnants)をより増長し、弱者(perdants)をより隷属化させる世界傾向に、シンプルでダイレクトな言葉で抗議しています。ベルトラン・カンタの声はストレートで、抑制がきいていて、説くような歌いぶりです。サルコジ治世に正面切ってものを言う態度です。それはノワール・デジールの持っていたロックンロール的アイデンティティーなんですが、この再登場はさまざまな反響を呼んでいます。
 ↑でリンクしたテレラマ誌のサイト上での投稿フォーラムのやりとりは興味深いです。エマニュエル・テリエが長年ジャーナリスト(レ・ザンロキュプティーブル誌→テレラマ誌)としてノワール・デジールを密度濃く取材してきた経緯があり、その後でこの新録音を聞いて躊躇してしまった心情を吐露して、読者と共にみんなで議論しようではないか、と始めたフォーラムです。待っていたファンには、テリエに対してその躊躇を理解せず、ここにある音楽と声と詞は新生ノワール・デジールのものであると歓迎する者が多いです。躊躇する者はフランス最高のロックンロールバンドという過去と比べるものもあり、こういう「プロモーション」の臭いがする発表方法に疑問を持つものもあります。
 一般のラジオ/テレビ/新聞/雑誌ではやはり「芸能ネタ」扱いで、どうも感心しません。「殺人者がどうしてスター復帰できるのか」式の発言が目立ちます。
 一部のプレス(地方新聞SUD-OUEST紙)は「2010年7月アングーレームのフェスティヴァルで復帰ライヴ」を報道しているそうです。
 
 

2 件のコメント:

さなえもん さんのコメント...

おお!懐かしい名前が並びましたね。
(私的にはテリエ氏の方に激しく反応)
先日、奇しくも友人とベルトラン・カンタ
の話をしていたところです。
復活したのですね。少々早い気もしますが。
いまだに人気があるのだなぁ。
それとも、ワイドショー的な捉え方をされて
「ちょっと聴いてみっか。」とアクセスする
人達がいるのかな?
アルバムが出たらNo1になるのでしょうね。
ツアーもやるかもしれませんね。
そうしたら、トランティニャン家の方々
の心情、複雑だろうなぁ。ふーむ・・・

Pere Castor さんのコメント...

あなたにも、チェルシー、あげたい。

テリエ君はまだ40歳になってないんですね。チェルシー、メルヴィル、レ・ザンロキュプティーブル、ノヴァ・マガジン、テレラマというのが、テリエ君の旅路です。Facebookにもテリエ君いました。友だちになろうかな。